2020.11.05
石川県心不全地域連携診療計画書(パス)について
日本における心疾患による死亡は悪性新生物に次ぎ2番目に多く、心疾患のなかで心不全による死亡が最も多くなっています。年齢が上がるにつれ心不全発症率は増加し、わが国では65歳以上の高齢者も増加してきていることから、心不全患者は今後増加の一途をたどることが予想されています。
心不全は、入退院を繰り返しながら、段々と悪くなっていく病気です。再入院の原因としては、塩分制限や水分制限が不十分であるといった、生活習慣の管理が不十分なことが多いとされています。一方で心不全患者は高齢者が多く、治療に必要な自己管理自体が難しいことが問題となっています。そのような状況下、生活習慣の管理を行い、QOLを維持しながら、入退院の回数を減らすためには、病院スタッフだけではなく、かかりつけ医の先生方や訪問看護師、介護スタッフ、薬剤師、理学療法士など多職種で、地域一体となって診療を行っていく必要があります。
そのためには、‘‘病院内、病院間の多職種でのシームレスな情報共有’’、‘‘心不全診療における共通言語を獲得する必要’’ があり、その手段として、石川県心不全地域医療連携パスを作成しました。
こちらのページからダウンロード可能ですので、ご利用ください。
心不全地域連携計画書 (2630 ダウンロード)
心不全地域連携パス 同意書 (1678 ダウンロード)
心不全患者ファイル配布用 (1648 ダウンロード)
心不全パスマニュアル (3069 ダウンロード)
患者連絡シート(医療スタッフ連携用) (1342 ダウンロード)
訪問看護師チェックシート (945 ダウンロード)
生活期医療機関からの紹介状 (760 ダウンロード)
ご不明な点がありましたら下記のメールにまで御連絡ください。
shinfuzenjimu-bounces@ml.kanazawa-u.ac.jp