2024.12.21

心筋症・心筋炎の診断に対しての心筋生検 を受けた患者さんへ研究協力のお願いについて

本研究の対象者に該当する可能性のある方で診療情報等を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の相談窓口へお問い合わせ下さい。ご連絡がない場合においては,ご了承をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき,本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。

なお,この研究は,倫理審査委員会の審査を受け,研究責任者の所属機関の長の承認を得て行っているものです。

 

1.研究の対象

2017年1月~2022年12月に心筋症(拡張型心筋症・肥大型心筋症・二次性心筋症)・心筋炎の診断でカテーテルでの心筋生検を受けられた方。

 

2.研究の概要

研究課題名 右室心筋生検においてアプローチの違いによる合併症の差異を検討する後ろ向きコホート研究

研究期間   承認日  年  月  日 ~ 2025年3月31日

目標数    338例

心筋生検は心筋炎や心筋症の診断には欠かせない手技ですが、一部合併症が発生することも知られています。当院で施行している右室心筋生検には経大腿静脈(TF)、経頚静脈(TJ)の2つのアプローチがありますが、そのアプローチの違いによって、合併症の頻度が変わるかどうかは今までに検討されていません。この検討を行うことで、より合併症の頻度を下げることが可能で、患者様への還元ができると考えています。

 

3.研究の目的・方法について

心筋生検のアプローチ部位と合併症について、その関連を検討することを目的としています。

2017

 

 

4.研究に用いる試料・情報の種類

診療の際に得た情報を使用します。

5.外部への試料・情報の提供・公表

提供された試料・情報は,外部へ提供することはありません。

 

 

6.プライバシーの保護について

この研究にご参加いただいた場合,あなたから提供された試料や診療情報などのこの研究にかんするデータは,個人を特定できない形式に記号化した番号により管理されますので,あなたの個人情報が外部に漏れることはありません。

この研究で得られた結果は学会や医学雑誌等に発表されることがあります。このような場合,あなたの個人情報などのプライバシーに関するものが公表されることは一切ありません。

 

7.研究組織

 

(1)金沢大学における研究実施体制

研究責任者 附属病院循環器内科 教授 高村 雅之

研究分担者 附属病院循環器内科 助教 吉田 昌平

 

 

8.本研究に係る資金ならびに利益相反について

この研究は大学の運営費を用いて行われます。また,この研究の研究担当者は,この研究において企業等との間に利害関係はありません。この研究の研究担当者は,金沢大学の規定に基づく利益相反審査機関へ自己申告し,その審査と承認を得ています。従って,この研究の研究担当者は,この研究の実施の際に個人的な利益のために専門的な判断を曲げるようなことは一切いたしません。

 

9.研究への不参加の自由について

試料・情報が当該研究に用いられることについて,患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には,研究対象としませんので,2025年3月31日までに下記の問い合わせ先までお申出ください。なお,研究結果が既に医学雑誌への掲載や学会発表がなされている場合,データを取り消すことは困難な場合もあります。

 

10.研究に関する窓口

この研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば,他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で,研究計画書及び関連資料を閲覧することができますのでお申出下さい。

 

問合せ窓口

研究責任者   金沢大学附属病院循環器内科 教授 高村雅之

 

相談窓口担当者 金沢大学附属病院循環器内科 助教 吉田昌平

住所      〒920-8641 金沢市宝町 13−1

電話        076-265-2000 (内線2254)